脳と心と身体の一体治療BMB治療院(Brain Mind Body Relief)

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慢性痛・慢性疾患・線維筋痛症の原因と自律神経の関係性

脳の血流量の減少と痛みの関係性

慢性的な疼痛は、血流の悪化から、組織内で酸欠が起こり、発痛物質が産出されて(ブラジキニン、プロスタグランジン)痛みが引き起こります。

その痛みによるストレスから交感神経が緊張して、さらにその部位で血流が悪化し、筋肉内に疲労物質が滞り、筋硬化を招くという悪循環が起きます。

この仕組みを【痛みの悪循環】と呼びます。

・筋緊張が亢進している

・なかなか脱力できない。

・緊張性の痛みが生じやすい。

このような症状を持つ場合、症状を訴える患部だけではなく、自律神経の問題(特に交感神経が優位になっている)ことを考える必要があります。

通常、腰部で炎症などが起こると、その痛みは脳へと伝わり、側坐核はこの痛みを制御する働きがあります。 

つまり、脳の血流が減少する事で、側坐核の機能(脳の働き)が低下すると、本来抑えられるはずの痛みが抑えられなくなります。

正常の人では感じない痛みを、長期間、常時感じてしまうのです。

(線維筋痛症の原因の一つと考えられます)

何年も続く内臓の働きの低下・免疫系のトラブル(アトピー、アレルギー)・関節の痛み・慢性疲労・全身の倦怠感・不眠症などは顎関節を調整して、蝶形骨の動きを正常にすることで身体全体のホルモン分泌のバランスを取り戻すことが必要です。

現代人の疾患、慢性痛・線維筋痛症・慢性疲労などの慢性疾患や、はっきりとした原因が分からない「心や身体の不調」は、私達を取り巻く様々なストレッサーによって、脳機能(脳の働き)が低下して自律神経がアンバランスになり、交感神経の異常な興奮(暴走)が主な原因と考えられます。

また、交感神経が興奮状態のままだと酸素が足らない状態になり、神経系が興奮しやすく痛みが出ます。(交感神経は感情に左右されるので、皆さんがその日の気分によって痛みを強く感じたり弱く感じたりするのはこの理由からです)

これには薬で自律神経を抑制する方法もありますが、長期間抑制を続けるとそれに伴う副作用の恐れがあります。

副作用のない安全な方法

手技で脳脊髄液の生成と還流を促進して、脳の疲れを取るとともに栄養を与え、脳全体の血流量を増やして、脳機能(脳の働き)を高めることで自律神経の働きを正常にし、神経系のアンバランスをリセットして、自律神経系の状態をもとに戻して、痛みを解消します。

交感神経の暴走を防ぐ治療で、慢性痛・線維筋痛症・慢性疲労などの慢性疾患や、はっきりとした原因が分からない「心や身体の不調」を「脳と心と身体」を一体として統合的に治療する的確な治療計画を一緒に考え根本改善に導きます。

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【頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)】が有効です。

痛みの原因は自律神経のトラブル

交感神経が優位だと

・筋が硬くなりやすい。

・筋緊張が亢進している

・なかなか脱力できない。

筋緊張の痛みが生じやすい自律神経のトラブル(ここでは、特に交感神経が優位な場合)があると上記の3つのような症状が認められやすい。

又、緊張性の頭痛、首・肩・腰・股関節などの痛みが生じやすい。

筋をコントロールしているのは、体性神経(運動神経・感覚神経)。

交感神経と骨格筋は関係しています。  

交感神経と骨格筋の関係

交感神経と骨格筋の関係

肩こりと交感神経系の関連

肩こりと交感神経系の関連

交感神経が筋の過収縮を引き起こす

・筋緊張はなぜ生じるのか

筋肉の張力は、ガンマー(γ)系と交感神経系の神経支配によって制御されています。

筋の張力を制御する反射機構は、伸張反射が重要な役割を果たします。

この伸張反射の調整には、アルファ(α)とγの運動ニューロンが関係しますが、γ運動ニューロンの活動性が高まると、筋紡錘の感受性が高まり、伸張反射が亢進し、α運動ニューロンの活動を亢進させて錘外筋の張力を高めます。これを「γバイアス」といいます。

もう一つは交感神経の支配です。

交感神経は、骨格筋を直接的に支配していることが明らかにされています。

交感神経ニューロンは、筋肉内の血管を支配するとともに側枝を出し錘外筋線維と錘内筋の両者を同時に支配しています。

そのため、骨格筋の張力は交感神経の興奮あるいは制御によって影響を受けます。

うさぎの実験では、交感神経を刺激し、興奮を起こすと骨格筋の緊張が亢進します。

そして、この張力の上昇はαブロッカーによって制御されると報告されています。

筋肉の張力を制御する交感神経繊維は、上記のように筋紡錘をも支配しているので、これがγバイアスと同じように作用します。

すなわち、交感神経の活動亢進によって伸張反射と錘外筋の張力を高めることになります。

これを交感神経バイアスといいます。

したがって、交感神経の活動性を亢進させるような状況は、筋緊張を亢進させます。その代表がストレスによる肩こりです。

交感神経の亢進更新は、上の図に示すように、筋紡錘の興奮を亢進させ、伸張反射を高めます。

その結果、筋の過緊張を引き起こしますが、加えて、末梢血管を収縮させ、血流障害を引き起こします。

そうした状況が重なり【侵害受容性疼痛】や肩こりのような症状が発生していくものと考えられます。

交感神経と血管

交感神経と血管

自律神経というのは

人間の意思とは無関係に働く神経のことで、心臓、血管、消化器官の働きを制御しています。 

この自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、【血管は交感神経の制御下】にあります。

血管は血管平滑筋と言われるコイル状の筋肉で覆われていて、そこに交感神経が絡み付いています。

交感神経が緊張すると、ノルアドレナリンと呼ばれる物質が放出され、血管平滑筋が収縮するので、血流が悪化します。

血管には副交感神経がないため、副交感神経でのコントロールができない。つまり、交感神経の興奮が取れない限り血管は収縮状態となります。

交感神経は簡単に言うと、外敵と戦うときに働く神経の事ですが、肉体的および精神的苦痛によっても緊張します。

関節等の慢性的な疼痛において、特に問題視されているのが、交感神経の緊張による【痛みの悪循環】です。

痛みの悪循環

痛みの悪循環

痛みの悪循環 

血流の悪化から、組織内で酸欠が起こり、発痛物質が産出されて(ブラジキニン、プロスタグランジン)痛みが引き起こります。

その痛みによるストレスから交感神経が緊張して、さらにその部位で血流が悪化し、筋肉内に疲労物質が滞り、筋硬化を招くという悪循環が起きます。

これを【痛みの悪循環】と呼びます。

上の図中に、運動神経→筋緊張とありますが、痛みを感じると、その部位の筋肉が緊張するというのは解りやすいと思いますが

【筋肉が緊張(収縮)すると、血管を圧迫して血流が悪化するので、これも痛みの悪循環に一役買うと言うわけです。】

上の図中に神経ブロックとありますが、特に有名なのが、星状神経ブロックです。

星状神経節と言うのは、第7頸椎に位置する交感神経が集まった点で、星のような形をしていることから、星状神経と呼びます。

頭蓋仙骨療法の必要性

何年も続く内臓の働きの低下・免疫系のトラブル(アトピー、アレルギー)・関節の痛み・慢性疲労・全身の倦怠感・不眠症などは顎関節を調整して、蝶形骨の動きを正常にすることで身体全体のホルモン分泌のバランスを取り戻すことが必要です。

現代人の疾患、慢性痛・線維筋痛症・慢性疲労などの慢性疾患や、はっきりとした原因が分からない「心や身体の不調」は、私達を取り巻く様々なストレッサーによって、脳機能(脳の働き)が低下して自律神経がアンバランスになり、交感神経の異常な興奮(暴走)が主な原因です。

頭蓋仙骨療法は副作用の無い安全な方法として、手技で脳脊髄液の生成と還流を促進して、脳の疲れを取るとともに栄養を与え、脳全体の血流量を増やして、脳機能(脳の働き)を高めることで自律神経の働きを正常にし、交感神経の暴走を防ぐ事ができます。

当院で、脳と心と身体の一体治療を行いながら痛みの悪循環を断ち切ることで、慢性痛・線維筋痛症・慢性疲労などの慢性疾患や、はっきりとした原因が分からない、様々な「心や身体の不調」を改善することが期待できます。

諦めずに治療を継続していきましょう。 

山元美代子
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