よくあるご質問 Q&A
目次
1、カイロプラクティックとは、どういう治療ですか?
2、カイロプラクティックの特徴を一言で言えますか?
3、整体との違いは何でしょうか?
4、カイロプラクティックは骨格の矯正だと思っていましたが、違うのでしょうか?
5、骨格の矯正でないとしたら、一体どんな治療なのですか?
6、神経系の働きを正常にする具体的な治療方法はどんなことをしますか?
7、神経系とはどういう働きをするのですか?
8、体の歪みと神経系の働きの関係を教えてください
9、骨の矯正音が聞こえないと治療を受けた気がしないのですが
10、カイロプラクティックでは、骨盤や背骨の歪みをあまり考えないのですか?
11、何度も治療を必要とするのはどういうわけですか?
12、痛みが取れるのはどうしてですか?
13、健康維持のためにカイロプラクティックを利用できますか?
14、カイロプラクティックはアレルギー疾患を扱いますか?
15、子供、老人でも治療を受けることができますか?
16、妊婦も治療を受けることができますか?
17、カイロプラクティックの命名の由来を知りたいのですが
18、痛みについてもっと知りたいのですが
19、カイロプラクティックが神経系に働きかける治療法であることはわかりましたが、それを具体的に知る手がかりはありますか?
20、カイロプラクティックが神経系の働きを非常に重視している事はわかりましたが、でもやはり骨がずれることもあるのではないですか?
21、カイロプラクティックは神経系の異常やアンバランスを見つけて治療する以上、やはりいろいろ検査をして悪いとこを見つけるのでしょうか?
22、検査をして診断もするのでしょうか?
23、カイロプラクティックの治療を受けると、よく好転反応が出ると言われます。この反応について教えてください
24、薬を飲んでもいいですか?
25、カイロプラクティックはどんな疾患(病気)に効果があるの?
1、カイロプラクティックとは、どういう治療ですか?
物事には必ず原因と結果があります。
言葉を変えて言い換えますと、結果には必ず原因があります。
世の中のあらゆる病気(疾患)もこの法則に当てはまります。
症状… 例えば腰が痛い、首が痛い、これらは結果です。
と言う事は必ず原因があります。
腰が痛むので腰を揉みましょうとか、首が痛むので首を揉みましょう…これは症状、つまり結果のみを治療することで、原因を治療していないことになります。
これを「対症療法」といいます。
治療で一番大切な事は、原因は何か、それを探し出して治療しないと、根本的な治療にはなりません。
皆さんが病気で病院に行きます。
するとお医者さんはいろんな検査をして、一生懸命に病気の原因を探します。
何故でしょうか?
腰が痛むので、腰に痛み止めの注射をすればいいのにとか、首が痛むので、湿布薬を貼ればいいのにと思いますが、これでは症状を一時的に抑えるだけですので、すぐに再発します。
腰痛や首の痛みの原因をしっかりと特定して、それを直さないと根本的な治療にならないからです。
カイロプラクティックも同じように、原因を特定して治療する根本療法です。
病院と違うところは、原因に対する考え方です。
病院は病理学的な異常を、病気の原因と考えます。(病理学的な異常とは炎症、腫瘍、潰瘍、癌など、身体の細胞組織が変性を起こしている状態をいいます)
ですから、いろんな検査で、病理学的に異常箇所が見つからなければ、皆さんが腰が痛い、首が痛いといっても異常がないんだけどね〜といいます。
この時、お医者さんが病理学的に異常箇所を探す検査では異常は見つかりませんでした。
しかし別な検査、例えば機能的な異常を探す検査では、異常個所が見つかるかも分かりません。
と説明すると、皆さんも納得するのではと思います。
カイロプラクティックは、主に機能的な異常を病気の原因と考えます。
機能的な異常とは、病理学的な異常は見受けられないが、筋肉が正常に動かない、関節が正常に動かない、骨格の歪み、血液やリンパ液環流の阻害、自律神経の変調、内臓の働きが低下しているなどをいいます。
カイロプラクティックは、神経学的機能異常から筋骨格系の機能異常、自律神経、内臓等の機能異常を検査する検査方法を多種多様に、しかも体系的に持っているというのが大きな特徴なのです。
そして、腰痛や首の痛み、膝の痛み、肩の痛み、頭痛など、日常生活に支障をきたす大部分は、機能的な異常原因とする、機能性の疾患なのです。
大事なことは機能性疾患を放置すると、病理学的な異常を原因とした器質性の疾患に移行する場合が多いと言うことです。
こうなりますと、薬や入院、手術等の治療が必要になります。
器質性の疾患に移行する前の機能性疾患の段階で、原因を特定して治療することができる。
これがカイロプラクティックのもう一つの優れたところです。
2、カイロプラクティックの特徴を一言で言えますか?
東洋医学は、人の身体には目に見えないエネルギーのようなものが全身を流れていると考えます。
これを「気」と表現していますが、この気の流れが乱れると病気になると考えます。
治療は按摩、指圧、鍼、灸などで「気」の通り道のツボを刺激して、身体の「気の流れ」を正常に戻すことです。
西洋医学は、「病理学的な異常が病気の原因」と考えます。(病理学的な異常とは炎症、腫瘍、潰瘍、癌など、身体の細胞組織が変性を起こしている状態をいいます)
治療法は、X線やCT スキャンなど様々な検査器具を使って、細胞組織が変性を起こしている箇所(病理学的に異常個所)を探して、薬や手術、放射線治療などで、病理学的な異常箇所を取り除くことです。
これらの治療に対し、カイロプラクティックの考えは、病気になるのは「神経系の働き(機能)が乱れて、正常に働かなくなることが原因」と考えます。
したがって、治療は神経系の働き(機能)を正常に戻すことです。
3、整体との違いは何でしょうか?
整体は、主に東洋医学の経路理論を基本にしていて、気の流れの異常が病気をもたらすと考えます。
硬くなったり、凝りのある箇所が、気がうまく流れていないと考えます。
治療は、硬くなったり、凝りのある箇所を指圧したり、揉んだりして気の流れを良くすることです。
原因を特定して治療するのではなく、症状の現れている箇所を治療する対症療法が中心となります。
カイロプラクティックは、身体の全システムの司令塔は神経系であると考え、司令塔の神経の働きがうまくいかなくなるから病気になる、そして治療の目的は、神経の働きを回復させることと考えます。
なぜなら、脳の働きと連なる神経系は、身体のほとんどすべての組織、器官をコントロールしているからです。
手足や身体を動かす筋肉、視覚、聴覚、嗅覚、味覚などや、呼吸運動や眼球運動や内臓の働き、内分泌系や身体の防御システムである免疫系、さらには心のはたらきさえも神経の働きがコントロールしています。
カイロプラクティックはこの乱れた神経系の働きを、正常に戻すことを主要な目的とする治療です。
そして神経系の働きが回復したかどうかを治療一回一回の基準としています。
もう少し具体的に説明しますと、背骨や骨盤に歪みがあるときには必ず神経系の働きに障害があると考えて、その原因を探します。
骨盤の歪みの原因は何か。
背骨の歪みの原因は何か。
原因は手足の末梢神経にあるかもしれない、あるいは体幹の脊髄神経のレベルにあるかもしれません。
はたまた、大脳や小脳など中枢神経に障害があるかもしれません。
そのレベルを特定して、神経系に刺激を与え、神経系の働きを賦活させます。
4、カイロプラクティックは骨格の矯正だと思っていましたが、違うのでしょうか?
はっきり言って違います。
骨をポキポキ鳴らすことや骨格の歪みを治すことが、カイロプラクティックではありません。
骨格の矯正は手段であって、目的は違います。
目的は、神経系の機能回復です。
例えば、背骨に歪みがある場合、背骨をまっすぐに矯正したとしても、神経系の働きが正常に回復していないと治療したことにはなりません。
治療の目的は、背骨や骨盤をポキポキ鳴らすことではありません。
神経の働きが正常になったかどうかなのです。
5、骨格の矯正でないとしたら、一体どんな治療法なのですか?
伝統的なカイロプラクティックでは、背骨(椎骨)や骨盤に歪みがあれば、神経に圧迫が起こって「脊髄神経の働きに異常が生ずる」つまり、「筋骨格系の異常が、神経系の異常をまねく」と考えられています。
そのため、背骨や骨盤を矯正して神経系の働きを正常に戻すことが治療の目的となります。
そして、背骨や骨盤を矯正するときにポキポキ音がするため、カイロプラクティックは背骨や骨盤をポキポキすることだと言う誤解が生じたのです。
しかしこれは、カイロプラクティックの本当の姿ではありません。
なぜなら、事故などによる外傷、精神的ストレス、アレルギー、食物等からの有害物質の蓄積、睡眠不足、偏った食生活による栄養障害などにより神経系に異常が生じると、筋肉が正常に働かなくなって、筋肉の収縮に不均等が生じて、背骨や骨盤に歪みが生じます。
つまり、両者を合わせると、「神経系に異常があれば、背骨や骨盤に歪みが生じ、背骨や骨盤の歪みはさらに神経系の異常を生み出す」となるのです。
したがって、カイロプラクティックの本当の姿は「神経系の働きを正常に戻すための治療法」と言う点にあります。
ところが、いつのまにか、手段である背骨の矯正と治療の本当の目的である神経系の機能回復の明確な関係が、治療者側の意識から薄れて、背骨や骨盤の矯正のみが一人歩きしてしまった結果、カイロプラクティックは背骨や骨盤をポキポキすることだと誤解が生じてしまったのです。
また、残念ながら、治療は背骨や骨盤をポキポキ鳴らすことだと思い込んでいる治療家や、ポキポキ鳴らせば痛みが取れると思っている患者さんがいることも事実です。
6、神経系の働きを正常にする具体的な治療方法はどんなことをしますか?
従来、背骨の矯正と考えられていたのは、実は骨の位置異常やズレの矯正ではなく、関節や筋肉の抹消にある神経系の感覚受容器に対して刺激を入れていたのです。
神経系に適切な刺激を入れることにより、神経系の機能を正常な状態に戻します。
つまり、神経系の過剰な働きや過少な働きを是正して、正常な働きを回復させることがカイロプラクティックの主な目的となります。
アクチベータのような器具を使って、パチンパチンと刺激を入れる治療法は、正しく感覚受容器に対する刺激を入れて効果をあげています。
また、視覚、聴覚、嗅覚、味覚などの五感の刺激や、呼吸運動や眼球運動などから刺激を入れて、神経系の働きを是正するカイロプラクティック神経学の方法もあります。
7、神経系とはどういう働きをするのですか?
身体の全システムの司令塔は神経系であると考え、司令塔の神経の働きがうまくいかなくなるから、病気になる、そして治療の目的は神経の働きを回復させること、と考えるのがカイロプラクティックです。
なぜなら、脳の働きと連なる神経系は、身体のほとんどすべての組織、器官をコントロールしているからです。
手足や身体を動かす筋肉、視覚、聴覚、嗅覚、味覚などや、呼吸運動や眼球運動、内臓の働き、内分泌系や身体の防御システムである免疫系、さらには、心の働きさえも、神経の働きがコントロールしています。
したがって、神経の働き(機能)が亢進したり低下したりすると、身体の機能を正常にコントロールできなくなって病気になります。
カイロプラクティックはこの乱れた神経系の働き(機能)を正常に戻すことを主要な目的とする治療です。
8、体の歪みと神経系の働きの関係を教えてください。
背骨は身体の支柱ではありません。
支柱なら夜間の睡眠中でもしっかりと立っているはずです。
神経が休むと骨格も休むのです。
むしろ背骨は筋肉や関節が働くテコこの役割を果たしています。
また、神経と筋肉の作用に不可欠なカルシウムの貯蔵所としての役割も果たしています。
生物が海中から陸上に進化した時点で、背骨はカルシウムを貯蔵する最適な組織となりました。
身体が歪むのは筋肉のバランスが崩れるからです。
キャンプ場でテントを張るときのことを思い出してください。
テントにたるみが出たり、支柱が傾いたりするのは何が原因でしょうか?
ロープの張りが均等でないためです。
人間の身体でロープにあたるものは何でしょうか。
そう筋肉です。
しかし、その筋肉の張りをコントロールしているのは神経系の働きです。
だからこそ神経系のバランスが崩れると身体にはいろいろな歪みが起きてくるのです。
カイロプラクティックは神経系の働きを正常に戻して、結果的に体の歪みも是正します。
9、骨の矯正音が聞こえないと治療を受けた気がしないのですが?
矯正したときに出る関節の音は「矯正音」と言います。
これは関節の中に含まれていた窒素ガスが出る音です。
これは治療の基準とはなりません。
専門雑誌に載った研究論文でも、このことが確認されています。
音を出すだけなら、自分自身で首や腰をひねって音を出すことができます。
これは治療と関係ありません。
また、整体の治療で一時、どれだけ多くの矯正音を出せるか、つまり背骨をポキポキ言わせることができるかを競うと言う信じられないことが行われていましたが、こうした事はカイロプラクティックとは無縁です。
治療の基準となるのは、あくまで神経系の働きが正常に回復したかどうかなのです。
背骨や骨盤をポキポキ鳴らすことが治療ではありません。
またポキポキ鳴らせば痛みがとれて楽になるのではありません。
10、カイロプラクティックでは、骨盤や背骨の歪みなどをあんまり考えないのですか?
何度も繰り返しますが、骨盤や背骨の歪みは結果であって、原因ではありません。
原因は神経系の働き(機能)が乱れてバランスを失っていることです。
ですから、カイロプラクティックの治療家(カイロプラクター)は骨格上の歪みがあるときには必ず神経系の働きに障害があると考えて、その原因を探します。
骨盤の歪みの原因は何か。
背骨の歪みの原因は何か。
原因は手足の末梢神経にあるかもしれないし、体感の脊髄神経のレベルにあるかもしれません。
はたまた大脳や小脳等の中枢神経に障害があるかもしれません。
そのレベルを特定して、神経系に刺激を与え、神経の働きを賦活させます。
11、何度も治療を必要とするのはどういうわけですか?
「カイロプラクティックの先生から、背骨や骨盤の歪みが再発しないようにするには、何度か治療する必要がありますと説明を受けますが、何故でしょうか? 1回では治らないのでしょうか?」
これは、筋肉の張りがバランスを取り戻すまで、背骨や骨盤の歪みは治らないと言うことを説明しているのです。
筋肉の張りをコントロールしているのは神経系の働きです。
ですから、神経系のバランスが乱れると身体にはいろいろな歪みが起きてきます。
つまり、神経系の働きが正常に回復しないと、背骨や骨盤の歪みは正常に戻ったように見えても、またすぐに再発します。
ですから、神経系の働き(機能)を正常にするまで、何回か治療を続けないと、患者さんの訴える症状を取り除くことができないのです。
なぜなら、神経系の働きを正常に戻すには、脳に記憶された間違った記憶を是正して、正しい身体バランスを覚えさせる必要があります。
それには、どうしてもある期間が必要となります。
これがある程度の治療回数を必要とする理由です。
ですから、私たちカイロプラクターは「どのような治療をどのくらいの期間行う必要があるか」を、患者さんと話し合って治療を進めます。
(これを治療計画といいます)
私たちは、「なんでも1回の治療で治る、あるいは1回の治療で治った」と、自慢する治療家をあまり信用していません。
12、痛みが取れるのはどうしてですか?
痛みは細くて伝導速度の遅い神経線維を伝わって脳に届けられて、そこで「痛み」として感じられます。
つまり脳に痛みの信号が伝わらなければ、私たちは痛みを感じません。
(病院で行う神経ブロックは、この原理を利用して、神経を途中で遮断して、脳に痛みの情報が伝わらないようにしているのです)
普段は、痛みを伝える細い神経線維の働きは、関節や筋肉の状態を脳に伝える太くて伝導速度の速い神経線維の働きで抑えられています。
ところが何らかの理由で太い神経線維の働きが低下して、痛みを脳に伝える細い神経線維の働きを抑えられなくなり、痛みの情報が脳に伝わって、脳で痛みとして感じるので、痛みが発症します。
カイロプラクティックの治療は、神経系に適切な刺激を与えて、アンバランスな状態をリセットし、太い神経線維の働きを活性化させて痛みを伝える細い神経線維の働きをコントロールします。
また、太い神経繊維の働きが低下すると、大脳の働きも低下して、結果的に交感神経が優位となり、血流障害が起きます。
そうすると、低酸素症(酸素が足らない状態)となり、神経系が興奮しやすくなり痛みが出ます。(交感神経は感情に左右されるので、皆さんがその日の気分によって痛みを強く感じたり弱く感じたりするのはこの理由からです)
これも、神経系のアンバランスをリセットして、自律神経系の状態をもとに戻して、痛みを解消します。
13、健康維持のためにカイロプラクティックを利用できますか?
もちろん利用できます。
と言うより、この神経系の働きを正常に維持させるためのメンテナンス治療こそが、ストレス過剰な現代社会で必要となります。
健康な人は病気でなければ、検診やドック以外にまず病院には行きませんが、しかし、健康の維持促進のためにカイロプラクティックの治療院を訪れます。
何故でしょうか?
カイロプラクティックでは、心身をコントロールする神経系の働きが完全に機能している時を「健康」と考えます。
そして、その治療は神経系の働きを回復させることを目的としています。
西洋医学との最大の違いはそこにあるのです。
実は、健康と病気の間には多様な「未病」と言う広範囲な領域があります。
この範囲には、体がだるい、重たい、調子が出ない、なんとなく胃が重たい等、身体の機能低下を訴える愁訴(一般的には不定愁訴と言われている)が含まれています。
この未病の段階(機能性異常の段階)では、西洋医学のお医者さんは診断名がつけられないので、「様子をみましょう」と言います。
言い換えるとこれは「病気が進行して、炎症や腫瘍潰瘍のような身体の細胞組織に変性が見られる状態になって、診断名が付けられるようになるまで待ちましょう」と言うことなのです。
病気ではないと言う事は直ちに健康であるとは限りません。
未病を病気にさせない予防医学として、カイロプラクティックは大きな力を発揮します。
14、カイロプラクティックはアレルギー疾患を扱いますか?
ある人は卵アレルギーがあるのに、別の人は卵アレルギーがないのはどうしてでしょうか?
花粉は人々を無差別に襲うのに、Xさんは花粉症にかかりながら、Yさんは花粉症にかからないのはどうしてでしょうか?
答えは、アレルギーは身体外部のアレルゲン(アレルギー性疾患を起こす抗原)に原因があるのではなく、身体の中にある過敏に反応する免疫系に問題があるのです。
カイロプラクティックはこの過敏な免疫系に対して、神経系を介して、免疫系の過敏な反応を改善して、正常な反応に切り替える治療をします。
そうすると、特定のアレルゲンにONとなっていたスイッチがOFFになり、アレルギー反応が除去されるのです。
15、子供、老人でも治療受けることができますか?
もちろんできます。
夜泣きの赤ちゃん、母乳アレルギーのある赤ちゃん、おむつや石鹸にアレルギーのある赤ちゃん、みんなOKです。
赤ちゃんがオーケーなら、幼児、小学生、中学生もOKです。
カイロプラクティックの治療を受けると健康になります。
病気にかかりにくくなります。
またかかったとしても軽くて済みます。
ご高齢の方にはカイロプラクティックは特にオススメです。
現在、介護を受けている寝たきりの老人の大多数は、脳卒中と転倒による骨折、打撲が原因とされています。
カイロプラクティックは、神経系の働きを回復させることで、身体の調子を整え、脳卒中や転倒などを予防します。
また、痴呆症の予防にもなります。
16、妊婦も治療を受けることができますか?
もちろんできます。
分娩前日まで、また出産直後からの治療が可能です。
治療の方法に関しては全く問題ありません。
腰痛で来る人分の方が多いのですが、レントゲン検査も必要としませんので、みんなに喜ばれています。
神経系の働きが整っていると、安産で健康な子供が授かります。
また、母親である妊婦のアレルギーを除去しておくと、子供にアレルギーが出なくなるので、この治療をお勧めしています。
17、カイロプラクティックの命名の由来を知りたいのですが
創始者のDDパーマーは、この治療法を発見したときに、教会の牧師さんに何か良い名前がないか尋ねました。
牧師は"ギリシャ語で手を意味するカイロ"と"治療術を意味するプラクティック"を合わせて、"カイロプラクティック"と命名したのです。
字義どおりには"手技療法"となります。
しかし、日本にはその他の手技療法がたくさんありますので、カイロプラクティックと言う全世界で通用している言葉を使用しています。
18、痛みについてもっと知りたいのですが
痛みは不快な症状です。
当院を訪れる90%ほどの人がこの不快な症状を軽減してほしいと言って来院します。
ですから、この痛みについてよく知る事は非常に大切です。
まず、痛みは身体と別個の実態ではありません。
薬や注射や麻酔で一時的に痛みが軽くなるので、あたかも痛みは身体から別個に取り除くことのできるかのように思われますが、薬や注射の効き目が薄れれば、痛みは戻ってきます。
痛みは身体の働きが低下した場合に起こる信号なのです。
身体の働きを元の正常な状態に戻していくと、その信号である痛みは自然と消えていくのです。
これが、自然療法のカイロプラクティックの特徴です。
しかし、世の中には、痛みだけを抑制しようと言う方法もあります。
これらの方法は身体の外の働き(機能)を犠牲にして痛みを軽減する方法です。
例えば、ペインクリニックで対応されている星状神経節ブロック。
これは痛みを軽減することと引き換えに、心臓の働きを低下させ、頻脈や不整脈を引き起こす可能性が大です。
また、消炎鎮痛剤は自律神経の交感神経を興奮させるので、様々な自律神経失調症の症状をもたらします。
ステロイド剤の危険性は、言うまでもありません。
手術や薬を使わない自然療法の場合にも、痛みをとることと引き換えに、患者さんの健康犠牲にする恐れがあります。
自然療法だから安心だ。と言う事は言えません。
それは症状に出ている局所ばかりを治療することに注意を奪われて、患者さんの身体全体を診ることを忘れると、身体のバランスが崩れて、脳の機能低下させる結果、自律神経の働きを低下させてしまう場合もあるからです。
したがって、患者さんの身体全体を見ることができて、しかも神経系の働きを熟知した治療家であるかどうかが非常に大事となります。
この身体の神経系の働きを熟知するためには、最低6年位の勉強が必要となります。
2〜3年では到底できません。