整腸ポンピング(快便療法)
寝て深呼吸するだけ
腸整ポンピング(快便療法)とは、仰向けになりゆっくり深呼吸をしてもらいながら、施術者の手のひらを下腹部の体の表面から腸にむけて防御反応が起きないようにジワーっと圧していく手技療法です。
体内に血流を流入させ臓器の活性化を促すポンピングテクニック用いて快便に導きます。
私たちはいつも息を吸って・吐くという呼吸をおこなっています。
息を吸うときを『吸気(きゅうき)時』といい、息を吐くときを『呼気(こき)時』といいます。
呼吸に合わせて下腹部の腸の動きや便が詰まっている箇所に手を当てて確認しながら、呼気時に少しずつ圧していきます。
その持続圧をだんだん深めながら呼吸を繰り返してもらい、ゆっくり体内の奥までアプローチし、吸気時に圧迫している状態から解放します。
これを繰り返していきます。
そうする事で体液全体の流れが良くなり、腸に血流が流入しやすくなり、巡りが良くなる事で腸が動き出しギュルギュルと音も鳴り出します。
便秘は個人差があるので、腸が動き出す状態、便の詰まりや固さの状態により施術時間は変わります。
この腸整ポンピング(快便療法)は、仰向けになってこちらの誘導に合わせて呼吸するだけです。
施術者が圧を解放する吸気時に1秒でもタイミングがずれてしまうと効果が出ない為、ゆっくり呼吸に合わせて圧迫・解放を繰り返す事で効果を発揮します。
個人差はありますが施術の数時間後から翌日頃には、腸の動きが整い快便に導きます。
また便意とは、腸と脳が相関して便を出す準備ができた合図のようなものです。
排便は副交感神経が優位状態のときに行われるため、脳(自律神経)や各器官や組織も活性化してコンディションも上向きます。
腸整ポンピング(快便療法)で便秘を解消し、心身共にスッキリデトックスしながら健康的になる為には、ストレスを溜め込まず、日頃の食生活や生活習慣も見直し、睡眠の質を上げることも大切です。